個と群と社会 210901
個と群と社会 210901
個とは集団の一単位を意味する部分
群とは部分が集まる全体という環境
社会とは群が一つの秩序を成す状態
更に国家となった中央集権社会の全てを束ねて
一成る依存搾取支配組織を求める
例えば
恋愛と同棲と結婚の関係
そこには
何らかの意思を持った意識が働いて
無限と関わりながらの有限界における
入れ子になった集いの濃度の違いがある
恋愛は個々の自由自在な関係
同棲はお互いの違いを受け入れる群れの単位
結婚は秩序だった社会に参加する一つの単位
例えば
コロイド状の素粒子が集まって原子になり
原子から分子となり形あるモノへと膨らむ過程で
意識の働きがある
人間で例えるならば
分子が集うことで組織だった細胞となり
細胞が集うことで一人の人間を目指し
機能別に分業した部位を構成して人間となる
更に相手と出合うことで切磋琢磨により視野を広げ
自律を目指してお互いに成長したり
競争して勝ち抜くことで
依存組織をピラミッド状に固めたりと
物欲を求めたり精神性を目指して冒険を続ける