13歳からのレイチェルカーソン レイチェルカーソン日本協会 かもがわ出版
13歳からのレイチェルカーソン
レイチェルカーソン日本協会 かもがわ出版
レイチェルカーソンの歩みと
自然破壊などを題材に
多くの人が執筆した多角的で充実した内容である
にも関わらずなぜ評価を4にしたかと言うと
視野の広さに欠けるが故の問題を感じたからだ
それは社会の暗部を掘り下げずに
素通りしている結果だ
例えば自然保護を逆手に取って謳いあげることで
少し甘えん坊でお人好しな真っ当な民衆を
手玉にとろうとしてリベラルの仮面を被る
グローバリストの存在である
そんなアルゴアによって始まった
「不都合な真実」の利権の捏造と言う本音や
それに連なるグレタトゥンベリーのデビューを
建前通りに賞賛していることだ
一歩踏み込めば容易に不自然な成り立ちを
あえて見逃しているとしか思えないほど
愚かな行為だと言わざるを得ないからだ
このことは
折角この本が主張している内容を
自ら放棄してしまう大きな過ちだと言えるし
彼らの言うリベラリストに巻き込まれ
哀れにも環境破壊に加担してさえいる現状に
引き摺り込まれていると言うことだ