BC1177 エリック・クライン 筑摩書房
BC1177 エリック・クライン 筑摩書房
所有欲が芽生えて以来の
グローバリズムに注目し
紀元前と現状の社会の類似性を見抜いた
見識を評価したい
強奪に始まる侵略戦争と共に
交易と政略結婚による縄張りで対立を生み出し
漁夫の利による利権を狙うグローバリストの台頭
それにしても知識に頼ることで
調和による相乗効果を見逃している愚かさに
我々は学ぶべきなのだ
ビックリしたのは
弓に関する科学力による進歩だ
紀元前2000年ごろに
異種の素材を張り合わせることで
強力な弓を開発していると言う
合わせて馬による戦車も登場していたとも言う
尽きぬ強欲とそれがもたらす不安恐怖による力は
死に物狂いだと言うことだ
内容は兎も角
日本語の乱れを感じずにはいられない
毎度のことだが
肝心なテニヲハによる機微に疎いし
ガの乱用や主語の重複が悲しい