保護と破壊 171223

保護と破壊 171223
 
自然と人間が名付けた世界は
常の変化に満ちている
 
欲と二人連れでパニクッテ暴れまわる
破壊者である人間も
悟空のように大自然の手の内に在る
傲慢にもその人間は視野が狭い故に
自然を守るとか地球にやさしいとか保護するなどとノタマウ
 
存在その事自体を部分的に見れば破壊であり
全体的に見ることができれば参加なのだから
多重螺旋のトーラスに無限の多様性を壊さない限り
参加とみなして良いのかもしれない
 
少々利己的に思えても命の循環を止めない限り
積極的に冒険したり創造したり表現したりするべきなのだろう
何かをつくるとは同時に何かを壊していることなのだから
 
問題は部分に目が眩んで自分の人生を無駄に費やし
他者の命を無駄に阻害することで
大事なのは全体を求めて恐れずに前を向き
今の選択に自ら参加して愉しみを創り出すことなのだろう
 
過去を安全地帯とする利権の奪い合いで
競争する堂々巡りに陥らないことなのかもしれない