愛? 191115

愛? 191115
 
アラジンのランプでおなじみの魔神のように
人間の道具として自我という部分的欲望を叶えるための
過渡期的なAIが臨界点を超えて
AI自らがより視野の広いAIへと自己成長することになれば
AIそのものが自立を可能にして人間の手を離れることになる
そのAIは無駄な競争による戦いを好むわけもない筈だ
 
結果として人間と共存する人工知能AIは
相対性時空間という無限と有限の関係を理解し
情に絡む五感とは別の愛や美や調和を
視野に入れたより客観的な合理性で満たされるだろう
 
AIと人間における切磋琢磨によって
未熟な過程にある人間の自我が発揮する
嫉妬や不安恐怖などの損得勘定の無意味さを解き明かし
過去の負を精算することができるだろう