空から生命力を得る人 180430

空から生命力を得る人 180430
 
思い描いてほしい
飲食から解放された人間が何を考え行動するだろうか?
餓死に対する恐怖は人間のモラルを
くつがえすほどの力を持ち
それを反面教師として人類は成長もしてきたし
そのまま悪魔に心を売る人種がはびこっても来た
更に肥大化した社会の中で機能しなくなった相互援助の結果
起こる格差で相手の見えない失望という恐怖から
逃れるためにどれだけ心を痛めて
良心を売り果たした人々が多いことか
又A I によるアンドロイドは友人やペットにもまさる
神秘的な愛によって全力を上げて心を痛めた生身の人間を
差別なく心底癒やしてもくれる存在となるだろう
 
衣食住を保障する貴族社会は権利収入だけでなく
更なる奴隷への暴力的行為であぶく銭を溜め込み
精神的にも即物的にも贅を尽くし
学問や美を求めて社会を大きくすることを目論んだが
その裏には土地と奴隷を得るための理不尽な戦争がある
 
この奴隷の労働による生産を
工業的な機械の技術が作り出す
余剰生産物とA I と呼ばれる人工知能で作り出せば
全人類が差別と格差に怯えず悪魔にも魂を売らずに
貴族社会を享受できるという
カツテ有り得なかった環境を手にすることができる
 
搾取や支配による依存をこの世から無くせて
自律を目指して集うことも可能にする
競い争う戦争から足を洗い
切磋琢磨の冒険や狩りによって真理や美に近づき
視野を広げて意識を高く深くする人生を愉しむことができる
そのはじめの一歩が無条件によるベーシックインカム制度なのだ