市民と奴隷の違い 180502
市民と奴隷の違い 180502
社会を維持する為に努力するのは皆んな同じだけれども
市民は自主的な参加に基づいた思考と行動をするのに対して
奴隷は自主性を剥ぎ取られて拘束され
義務と責任の枷をはめられてこき使われる
能動的な自由参加と受動的な強制参加の違いである
奴隷制度の上に成り立つ民主主義の場合は競争原理に陥らず
貴族社会であると同時に貴族同士は切磋琢磨による
対等な関係を保つ範囲で
自由自在性をも確保する組織である
ロボットの性能が奴隷と同等以上に良くなれば
ギリシャ以上の民主制を確保できるだろうし
人工知能であるA I が実用可能になれば
肉体労働だけではなく自己管理をこなし
人間にとってより効率の良い社会システムを
創造していくことだろう
そうなると民主的社会は益々生産労働から解放され
好奇心の強い人間の本性を露わにして
生命体の目的であるだろう精神的な意識分野である真理の追求や
自然界における法則の研究や冒険と共に
表現活動に情熱を燃やして人生を注ぐことになるだろう
この過渡期で役立つのが
無条件によるベーシックインカム制度であるし
更には平等の再分配から
個々のニーズに則した過不足のない対等な再分配へと
発展していくことになるだろう
その場合の塩梅もA I がこなす能力を持つことになるだろう