◎社会的価値観と言う鉄格子 170820

◎社会的価値観と言う鉄格子 
170820
 
人の数だけ状況の数だけ
その瞬間瞬間において必要な
生き抜くための手段となるべき
選択肢が無限にある
 
この限りなく広がる選択肢を無視して
イツでもドコでも誰にでも当てはまる
固定的な社会的価値観という言葉にはめ込み
暴力によって縄張りに囲い込んで分離した一般庶民を
権力の都合に合わせて操る為の道具に仕立て上げる
それが社会道徳であり常識であり法律であり
権利意識であり所有欲による不安感であり
洗脳教育の結果である
 
奪い合って徒党を組んで弱い者イジメをして
搾取する火事場泥棒の戦争へと
合法的愛国心で導く競争原理そのものを支えている
 
溺れてワラにすがって来た社会的価値観の現状から
勇気を出して恐怖の現場から一歩引いて客観的に見れば
複雑化して不透明に濁されているこの世を
元の単純明快で透明な自由自在で対等な流れを理解でき
即刻洗脳の鉄格子から自らを含むすべてを解放する
 
必要なのは選択すべき明日を見つけ出すことへの好奇心と
未来という冒険に旅立つ今を感じる少しの勇気を
産まれながらに誰もが持っていることに
気付きさえすれば良いだけなのだ
 
本来ならば今と言う無限の瞬間を切磋琢磨して
全体観を目指してお互いを映し合い補い合う
信頼関係にある集いを
過去に依存する縄張りに閉じ込める悪魔に魅せられて
対立関係の不安恐に貶め合っている現状にあるけれど
これもこの世という具象的な相対関係によるパラドックス
反面教師として自虐と他害の体験によって
物質界の具象性から見る抽象的な意識を学ぶべき
無限の場の一部なのであろう