自給自足のまねごと 171204

自給自足のまねごと 171204
 
秋になって木々の葉が落ち
市有地が戦争を引きずる森林組合
占拠されるという無法がまかり通る
キノコ狩りの縄張りも終えたので
久し振りに荒れ放題の裏山を掃除した
並行して少しだけ自給自足のまねごとを愉しむ
 
小さな畑を作りイノシシの嫌いな
タマネギにニンニクなどネギ科で囲い込んだ中に
サヤインゲンなど植えてみたり
柴を集めたり苗木を植えたり
去年間引いた木で薪ストーブの薪割りして
ストーブの灰を酸性の畑土にすき込み家事炊事洗濯
長年溜め込んだ原料の見本などなど身の回りを整理整頓
只々一日一日がウソのように過ぎて行く
合間合間の休みには腰を伸ばすついでに本を読んだり
ホコリを被っていたレコードを
鳴らしてみたりしながら考えることもするけれど
思いつくこまごまとしたことだけで忙しい
コレを百姓というのかもしれない
 
何をしたというわけでもないんだけど
それなりに充実した後味で日が暮れる
仕事だの生産だのって何だったのかと
家事に追われてお金を稼ぐ仕事など暇もない
コレが人間らしい普通の暮し方なのかもしれないと
納得してみたりする