物質と精神の相互関係 200827

物質と精神の相互関係 
200827
 
人間を単純化して行くと心に行き着く
そこにあるのは部分としての肉体と
全体としての精神であり
この二つをつないでいるのが心なのだろう
 
無限なる全体は有限なる部分を知り得るのか
部分は全体を見届けられるのか
 
どこまでも相手を求めて内なる中心へと
冒険していくことこそが
部分であり全体でもある
私達のロマンにみちた旅ではないのか

神の正体と大自然 200827

神の正体と大自然 200827
 
ゼロから空への道のり
大自然はそれ自体が中心たる無限であり
姿形を持つ有限界を通して
虚無から空なる集合意識を育て
その実態である自らを相対する相手に
映し出すのが目的なのだろう
 
すべてであり全能なる大自然は語らない
騙るに落ちるのは
利己なる知恵の実をかじった成り済ましの神々で
その中身は迷える人間そのもの

神との対話1〜3  ニールDウォルシュ サンマーク出版

神との対話 三部作 1~3巻 セット(サンマーク文庫)

神との対話 1~3巻セット (単行本)

神との対話1〜3 
ニールDウォルシュ サンマーク出版
 
神という価値観は必要だろうか
あなたと出合ったのが夢だろうが現象だろうが
あなたの存在に気付いて選んだことが大事なのだ
神とか友人とか愛読書とかが紹介してくれた
プロセスそのものに価値や恩恵を感じることは別の問題だ
そこに重きをおいて引きずることは
喜びや真理や愛を依存や欲に擦り替えてしまうことになる
自分が神に成り済ましたり伝言者の振りをして語ることは
自ら欺瞞という矛盾に陥ることになる
少なくとも真理も愛も喜びも
自分で咀嚼した行為をプロセスとして
背中で語るべきなのだと今改めて思う
その意味でファンタジーと出会うことは美しく
組織だった既製の聖書の類に呑み込まれることは恐ろしい
 
大自然の部分部分がいくら荒れて矛盾していようが
無限という全体でゼロとなり調和していることに
気付いていさえすれば不安も恐怖もありえず
弱みに付け込まれて慌てることもない
いつだって平常心で真理と愛を楽しみながら
冒険し続けていられる
最後で初めの死でさえも大いなる冒険の踊り場なのだ

自然体とは遠くに在りて目指すモノ 200822

自然体とは遠くに在りて目指すモノ 
200822
 
大の字にもならず涼しげに
頭を北にして天を仰いで
くさはらで寝るのが気持ちいい
 
見得も切らず涼しげに
親しく言葉をかわしては
散歩のように旅立つせせらぎの音
 
名乗りもせず涼しげに
広がる出合いと別れの旅道中
しばしの宿で茶をすする囲炉裏端

言葉の限界 200822

言葉の限界 200822
 
知識で感動する以上のものを伝えられるのは
詩歌だけかも知れない
それも五七五の俳句もどきの短い詩かもしれない
英語の俳句ですら心が和む
文字でなく声ならば一言一音で
深い思いを共有できてしまうかもしれない
「あ〜」でも「お〜」でも
言霊とはそうしたものかも知れない

依存はブーメラン  200818

依存はブーメラン  200818
 
搾取と支配の根っ子である依存心は
自らを維持するために自らを叱咤激励し
あらゆる努力を自らに強い続けなければ
自滅のサイクルが待っている
依存は悲しい赤い靴を履いた独り相撲
 
それにも関わらず
物欲に走る競争原理に魅せられた
カンダタやシャーロックは利権にあこがれ
利己的な新自由主義に飲み込まれ
人生の手段であるべき学問や宗教の
縄張り組織にのめり込んで
目的であるべき調和を目指す
信頼関係による切磋琢磨を見失ってしまう
 
それほどに摩擦を持つ現象界は
一方的に五感で見る限り
人間をたぶらかす不安恐怖の幻想に
あふれているのだ