依存はブーメラン  200818

依存はブーメラン  200818
 
搾取と支配の根っ子である依存心は
自らを維持するために自らを叱咤激励し
あらゆる努力を自らに強い続けなければ
自滅のサイクルが待っている
依存は悲しい赤い靴を履いた独り相撲
 
それにも関わらず
物欲に走る競争原理に魅せられた
カンダタやシャーロックは利権にあこがれ
利己的な新自由主義に飲み込まれ
人生の手段であるべき学問や宗教の
縄張り組織にのめり込んで
目的であるべき調和を目指す
信頼関係による切磋琢磨を見失ってしまう
 
それほどに摩擦を持つ現象界は
一方的に五感で見る限り
人間をたぶらかす不安恐怖の幻想に
あふれているのだ