「ホロー荘の殺人」アガサクリスティー 早川書房
アガサクリスティーの映画をまともに見た
たかが探偵モノと思っていたが
これはシャーロックホームズみたいに
単純なミステリー小説ではなさそうだ
哲学とも言えるだろう人生や愛と情における深い意味が
物語の中にさりげなく隠されているのかもしれない
英語の表現もオシャレというか
言い回しが婉曲で難しそうだが
むかしのことだけれど
アメリカにおける女流建築家の元祖でもある
Mariana Thomasさんとの出会いを思い出す
その会話も料理も潔い人生も美しく
冒険そのものの生き方に感銘を受けたことがあった
わかり難いながらも
英語にこれほど優雅な表現があるのだと感心したものだ
ちょっと気になるので
字面で伝わるとは言い切れないが
この小説も読んでみようかな〜と思う
ひょっとして
原書で読み取れないと奥深さを理解できないかもしれないが