知識から意識へ 190416

知識から意識へ 190416
 
意識への道を外し
知識にしがみつく権威ほど愚かなものはない
知識がもたらす物欲による所有権を
正当化するための法律は
相手を支配するための権力の道具だ
騙されてはいけない
生命体が食物連鎖と棲み分けによって集うのは
切磋琢磨による相乗効果に希望と夢を託せるからだ
 
しかしこの世が示す無限の抽象的真理を
具象的な感覚で理解するためには相対性時空間という
摩擦界を五感によって体感する必要がある
そこには精神性をサテオイて物質部分に特化した
弱肉強食と所有権の主張で始まる悪魔の経験をしなければ
調和による相乗効果を理解できない
 
知識によって得た知恵が欲による不安恐怖を生み出し
そこに溺れた人間は先を感じる総合的な六感を失う
目指すべき大いなる目的を持てずに目先の手段にすがり
手段でしかない道具を目的にして価値付け
奪い合い溜め込むことに命がけで老いさらばえて行く
 
大事なのはこの悪魔の体験を反面教師として
生きることの大いなる抽象的な目的に気づく
それは意識の成長によって見出す限りない真理の追求
無限のパズルを紐解いていく一つ一つが
心満たされた喜びをもたらす
知識も知恵も肉体も五感も
目的へ向かう冒険の手段に過ぎないと知る