強欲という依存症 181109
強欲という依存症 181109
過去を引きずった知識がもたらす
人間故の虚像である権利と義務と責任は
強欲という依存症を併発する
今という中心に生きる生命体は
部分と全体が循環する関係の中で
自己責任の選択で出合う冒険と発見を
愉しみながら未来を目指す
そんな中で知識に溺れる競争原理を選んだ人類は
本末転倒と反面教師による飛躍を求めて
自ら集合意識を断ち切った孤独な物質界を体験し
強欲という依存症を卒業して
信頼による切磋琢磨の調和に気付こうと
摩擦に逆らう旅に出たのである