健常者って全能なる神のことか? 161113

健常者って全能なる神のことか? 161113
 
官僚による法治国家はダメダメダメよと
何事に寄らず都合の良い社会的価値観を作ることで
強弱や善悪や勝ち負けによる分け隔てをして
依存で成り立つ支配と従属の関係
人事権た分配権を盗み取った者が
健常者と障がい者の線引をして
奴隷・家畜・ペット・玩具・エンタメ・ピエロ・芸術家を
暴力という虚構でしか無い権力に甘える者が従える
個々の自由自在性を奪い檻に押し込んだ秩序を付けたがる
 
過渡的な民主主義における行政立法司法の三権が受け持つ
本来の姿は母性性に基づく自主的なものでなければならず
限りなく違い同じ人間などありえない市民一人ひとりにとって
如何に選択肢を多く増やせるかが役人の腕の見せ所
 
そのためにこそ市民から特権を与えられてはいるが
権力を委ねているわけではない
その特権を逆手に取って権力にすり替え
利己的な利権を生み出すのに都合の良い対立関係をつくり
市民に序列をつくるなど以ての外である
 
主権者はあくまでも当事者でなければならない
全能なる神のごとくに完璧な健常者など一人もいない
チームとなって出合うすべての人のそれぞれが
自分で選んだ役割を持ち寄って未知なる全体を構成していくのが
自然界の掟である
 
産まれたての赤ん坊に敵も味方もないし
お互いを相手にして自分と言う部分性と全体観を理解していく
棲み分けと食物連鎖による隣人と共生する意識を磨く
自律と補い合うことあるいは利己心による無視と過干渉によって
この相対性時空間における距離と摩擦の関係を学び
個性の凸凹を補い合ってお互いに切磋琢磨することで
それぞれに見つけた全体観を人生の目的として
日々を選択しながらたのしい発見と五分五分の冒険を満たしていく
 
それは部分というリアルな重さを持つ具体的で矛盾した存在の
凸凹がギクシャクと輪郭をぶつけ合う事件の連続から
ピタリと息の合う調和点を探り当てる無重力感の喜びと驚きを
体験することの積み重ねで成熟していく