◎農を通したトータルな意識教育 160716
◎農を通したトータルな意識教育 160716
生きるための手段である食住衣と集い
この四つの環境は本能と呼ばれ
命の一片である身体を持続させるための
手段と道具である
全ての生命は基本としてこの四つを兼ね備えた上で
自分らしい特徴を育てお互いに棲み分けて集い
切磋琢磨することで補い合うという
部分と全体を螺旋状に構成した流れの過程にある者である
こうした抽象的な精神的文化の心を
具象的な物質文明の物量が覆い隠し
過去に根ざした唯物的な資本主義という
利権獲得の競争原理で自らを洗脳してきた
愚かなようだけれども
これも必然の過程にあるべきことなのだろう
この体験によって具体的なディテールを知識とし
抽象的な全体観を意識として描き出していく
この段階になって逃げ込んできた組織を卒業して
衣食住と集いを一人ひとりに取り戻し
細分化してきた知識と知恵を統合する意識に飛躍させる
例えば農に携わることで生命の無限な環境に触れ
視野を広く深くすることで客観性を磨き
終わりのない冒険の旅にでて
農を通し必要となるあらゆる学問を実践の中で習得する
生物学に化学に物理に数学に歴史に言語にディベートに
料理に洗濯に掃除に整理整頓に集うことにつながる