私という存在感  150829

私という存在感  150829
 
全体に溶け込むことなく
全体と肩を並べて部分としての私がここに在る
この二重の視点が創る相対性時空間が
今というリアルな具象世界を
力と摩擦の関係の中に命として表現している
 
終わりのない所で無理してまで頑張らなくても
やりたいことをやりたいだけ愉しめれば上々
一瞬で永遠の世を生きることに
完成も結果もないのだから
パラドックスな出合いという切磋琢磨の現場で
試行錯誤しながら一歩一歩意識を
育て続けていくことになる
イヤでも今という人生の過程を選びながら
前に進んでいくことだと思う
 
ならばトコトンワガママになって
やり尽くさなければ不完全燃焼してしまう
無限の環境には無駄も間違いもないけれど
そこに居る私と言う部分は有限でもあるのだから
片割れを求める方向も良し悪しも上下左右の感覚もある
 
この有限な個意識という感覚を磨き出して
自分を発見し
相対する無限な集合意識に参加して
無限なる全体をも磨き出してしまう
その反作用を生きるエネルギーとして
大自然から受け取り思う存分に遊び
その過程で得た情報を大自然にお返ししよう
この意識とエネルギーの循環で
在っても無い完全という抽象でしかあり得ない筈の一体感を
おぼろげながら映し出していくのが生命の目的かもしれない