混沌なる恍惚とリアルな恍惚  150612

混沌なる恍惚とリアルな恍惚  150612
 
相対するモノ同士が全体観を伴う
調和の流れに乗った状態は
視野を無限に広げ過不足なく満たされた
恍惚感を伴うのではないかと創造できる
それが陰をつくらない和光な環境となるのだろう
 
それに引き換え
性交のみによる即物的で暴力的な依存による恍惚感は
五感を泥酔させた暴走で霞に包み込んだ混沌状態
モウロウとした解放感に酔いしれ続けていたい欲望で
底無しの片道キップと引き換えに
深みにはまって行くしかない上に
相手の見えない囚われの身である