物質経済と意識の成長 150512

物質経済と意識の成長 150512
 
人間社会は必要に応じた分配による共生関係から
生産の分業に始まり分配と流通を特化して分離し
相対性の分解へと進み
村の経済を都市の経済へと
膨張させることで意識の成長を抑えて
この世を循環する相対関係の
シーソーしながらのバランスを損なって来た
 
それは生命維持の生産を分業させることに始まり
その分配から流通へと経済システムを広げ
更に生命体が生きることの手段である物質経済と
目的である意識の成長を本末転倒させて
意識をナイガシロにして知識の成長を目的にすり替え
この世の基本構造である相対関係を分解して
物質全てに依存し搾取することで権利と所有のシステムを企て
資本の私物化で相手の支配を目指して
経済活動を肥大化させてきた
 
さて
地球全部を暴力的な金融を武器に
搾取の対象にできてしまった今となって
自分が崖っぷちにっ立ったことを知り
行場を無くしたこの先すべてを投げ出すしかないのだろう
この資本にオンブした体験で
全体観を視野に入れて相対する調和の関係を取り戻し
大自然と共に愉しく共生する環境を
切り開いていくことになるのだろう