《否定=NO》の優先性 150224

《否定=NO》の優先性 150224
 
精神性を重んじる者は個々の倫理観において集うことになり
出合いの片方が《否定》ならば
交渉不成立としてすれ違うだけ
片方がどれほど望もうとも相手がNOならば
その理由の如何に関わらず即契約が成り立たなくなる
 
これが自在性と対等性が好む基本姿勢であり
自然選択において距離感の問題となる理不尽さを
解決する唯一の方法である
自然淘汰がもしも奪い合う弱肉強食の関係と違い
過不足なく分け合う民主制あるいは共生の関係にあるならば
提案者もしくは多数決という強者によるものでなく
受け手の判断に委ねられなければならない
以上が大自然における調和の関係である
 
これに反し《要求=YES》を優先として
物質性を中心とする封建制度や資本主義や共産主義では
過去にシガミツク飽くなき暴力と競争と権利の追求に怯えて暮らすか
ガンジガラメに縛る法に身を拘束されて依存しなければならない
この場合本来ならば裏方であるべき事務職が
法を操るに長けていることを利用して強者と成り済まし
生産現場を弱者にして依存し搾取して支配する矛盾を起こすだろう
 
暴力をバックボーンとする法に対等性はあり得ず
法は力に執着する弱いが故に装う貪欲な強者の道具となるだろう