混沌と秩序 150206

混沌と秩序 150206
 
有限性を帯びたこの世の目的は
相対性時空間という秩序を創造し続けることである
 
バラバラに分解されて無感覚な状態へ
向かうことを暴力性に満ちた混沌と言い
手をつないだダンスを愉しんで流れる
有感覚の状態へと目指すことを調和を好む秩序と言う
 
暴力は力尽で部分間の強さを競い
お互いの生命力を奪うことで自分を維持しようと企み
相手を壊し目的を放棄して手段に執着することである
 
調和は相対するお互いを鏡として自分を認識することで
目的に参加することである
手をつなぐということは対等性と自在性をベースにした
ボランティア精神を発揮する事になるのだけれども
分離感の強い場合は自分の存在を認識するために
格差や差別による比較を必要とし
上下の関係を持ち込むことになる