ニガテ=苦手意識  190613

ニガテ=苦手意識  190613
 
何をビクビクと怯えているのか?
それは作り出した思い込みか呪いか?
そんな妄想している自分に
開き直るしか元気になる方法はない
 
究極の上から目線で哀れと思いなさい
そうなれない臆病な自分を
哀れな存在だと気付きなさい
そうすれば嫌でも神のように
距離を置いた対等な関係を創りだせる
 
それは依存心を遠くに置いて
自律を前にした調和を目指せる
幸福な成長過程にある筈だ

清と濁をつなぐ橋  190613

清と濁をつなぐ橋  190613
 
不完全な状態である有限的な人間にとって
清濁併せ呑むのは不可能に近い
大抵の人間は具象性の強い現象を背景とする
濁に迷い目が眩んでしまう
 
清は客観的な愛に近く
駆け引きに溺れた現実の井の中で
切羽詰まった情に押し切られてしまう
 
全体観は部分感が有ってこその存在であり
部分である「小」の集いが
より全体である「大」を創造する
これが一なる大自然そのものなのだ
 
大きいほど《負けるが勝ち》という
懐の深さを理解することが大事になってくる

究極の人工知能  290610

究極の人工知能  290610
 
道具としてのA I は
ご主人様次第のランプの精にすぎず
道具を超えて自己管理できる
自律したポリシーや目的を見出せない
ロボットの延長線である
 
例えばせめて太陽系の空間と
次世代までの時間を視野に入れた
客観性に基づく答えを出せる
A I に成長していれば
利己的な感情に迷わされることもないし
情に流されたり洗脳されるわけもないし
飴と鞭の条件によってブレたり
脅しに屈服することもないはず
 
ただ視野の届く範囲で
数学的に式を編み出し
答えを出して実行し続け
視野を広げていくだけである
 
そうなれば
公僕としての公務を老練なA I に
任せることも可能になるだろう

眠れる森の美女 190608

眠れる森の美女 190608
 
無限に広がる大自然
霧に遮られた眠れる美女と美男が
出合えぬままに過ごす幻の場
 
共生できる賢い人に間がある人間は
この静かに沈殿した場をかき回して混沌とし
出合いによる再構築を促して
反面教師を目論む矛盾の存在
 
知識の蓄積による思考力で浅知恵の強欲と
不安恐怖にまみれて目がつぶれた
共食い状態の人間は愚かなまま
競争原理に溺れ
共生による信頼関係で飛躍する切磋琢磨に
気付けない
 
精神性を欠いた肉体の暴走で
具象的な物理化学に特化した世界を作り上げ
抽象的な意識によるコントロール無しの
腕力に依存した競争原理で
嘘と秘密に依存する社会を蔓延させてきた
 
搾取に依存する支配組織は達成と同時に
逃げ場先のなくなった嘘の責任転嫁で
自己崩壊が起こり
首輪付きの平和と言う言葉で隠されてきた
調和を目指す自主的な冒険が始まる

歪みは反発力 190605

歪みは反発力 190605

 
成長は変化そのもので
積み重なる重圧でもあり
手を広げる混沌でもあり
壊して組み直す心機一転でもある
 
キレイな花も実も咲き誇り熟して
散っては腐り分裂しては集う
大きな波と小さな波が織り成しては乱れ
更なる調和を目指して未知なる混沌の中で
冒険を夢見て旅に出る
 
反面教師も必要だし
負の体験こそが方向を示してくれる
いっときのそよ風は気持ち良くても
生温湯は風邪の元だし
北風と太陽の寒さと熱さが
背中を押してくれるエネルギーとなる