AIとBIはいかに人間を変えるのか 波頭亮 幻冬舎

AIとBIはいかに人間を変えるのか 波頭亮 幻冬舎
 
社会に何が起こり人間の暮らしをどう変えるか
 
優秀な人工知能とロボットが第三次産業革命
と言うよりも第一次意識革命とも言えるだろう事件が
人間の視野を広げ次元の変化をもたらすというお話である
 
AIブームの歴史から始まり
哲学的な意味や
理解できないことへの不安や
成長の過程としての通過点であることや
A I に強みと弱み長所と短所に付いてや
労働という生きるための手段である経済性から
解放された人間が戸惑いながらも
そもそもの目的に目覚めて何をやりだすかに付いて語る
又社会的な価値観も大きな変化を迎えることで
不安に陥りながらも大きな自由自在性を得ることで
お互いの多様性を認め合う対等観を
手に入れるだろうことにも気付くはずだ
 
A I とB I の発展の過程を愉しみ
全ての人間がそれぞれの方法で
自らの人生を自ら選び
遊びという冒険に駆り立て
真理の追求や美の探検や表現活動に
全力を上げて挑戦するだろう
 

退屈による不幸 180505

退屈による不幸 180505
 
退屈をつくるのは社会的外力による圧力
相手が見えないあきらめによるもの
否定的感情や法による禁止や
歪んだ常識やモラルや道徳や倫理の押し付けで
湧き出る冒険心や好奇心や研究心を
妨害されるからである
 
本来の生命は過剰な暴力を嫌い
お互いの存在を尊重して必要十分で棲み分け
食物連鎖で循環し多様な環境を創造しながら
意識体を形ある肉体で支えている存在で
相対するモノとの切磋琢磨によって
未知なる自分とその環境を把握することを愉しみ
相対性時空間の摩擦で五感を使い
発見の喜びを求めて自主的に何かを選択している
 
退屈による不幸は
人間が作り出した知識がもたらす
所有欲の成せる産物である
したがって退屈から抜け出すには
過剰な干渉が作り出す不安恐怖を避けるために
過不足のない距離を保てる視野の広い意識を
磨き出す必要がある
 

侵略と喧嘩の違い 180504

侵略と喧嘩の違い 180504
 
一方的な暴力や侵略の個々の懸案に対してならば
お互いに謝罪や賠償の必要があるけれど
それが侵略し合う戦争や
連綿と繰り返されてきた過去のいさかいならば
何処かで喧嘩両成敗として水に流さない限り
水掛け論で未来永劫ワダカマリが積み重なるだけである

直線は曲線の一部分 180504

直線は曲線の一部分 180504
 
利権に目が眩んで
出世の可能性を守るのに必死になって
自分を含む無限に大きな幸福には
焦点を絞った心の眼が届かない
 
循環世界に支配者の存在はありえない

流れは点の集合 180503

流れは点の集合 180503
 
歴史はひたすら今を知り多様化へと向かっている流れ
生命維持装置である肉体は選んで食べて出して寝て産むことの
手段に毎日のほとんどを費やすことから始まる
少しづつ過去の経験を記憶し反芻することで未知を発見し
考えて未来を空想し多くのことに気付いてきた
 
生き延びる手段を選択して行動を起こすには目的を必要とする
人間を含む生命体の目的は姿形を持つ自分という全体と
相手との関係で見えて来る部分の把握である
この《あなたと私》の相対する関係を私という存在は
一生を掛けて紐解いていくことになる
 
人生は常に到達点であり無限の旅の途中でもある
この目的を見据えた判断を促す体験の一瞬を今と呼び
結果である過ぎた経験を腐りゆく過去と呼び
見果てぬ夢で描き出した姿を未来と呼ぶ
全ての存在は二つと無いこの出合いの積み重ねで
意識を限りなく多様化させながら集合意識と合流することになる