退屈による不幸 180505

退屈による不幸 180505
 
退屈をつくるのは社会的外力による圧力
相手が見えないあきらめによるもの
否定的感情や法による禁止や
歪んだ常識やモラルや道徳や倫理の押し付けで
湧き出る冒険心や好奇心や研究心を
妨害されるからである
 
本来の生命は過剰な暴力を嫌い
お互いの存在を尊重して必要十分で棲み分け
食物連鎖で循環し多様な環境を創造しながら
意識体を形ある肉体で支えている存在で
相対するモノとの切磋琢磨によって
未知なる自分とその環境を把握することを愉しみ
相対性時空間の摩擦で五感を使い
発見の喜びを求めて自主的に何かを選択している
 
退屈による不幸は
人間が作り出した知識がもたらす
所有欲の成せる産物である
したがって退屈から抜け出すには
過剰な干渉が作り出す不安恐怖を避けるために
過不足のない距離を保てる視野の広い意識を
磨き出す必要がある