飛躍と咀嚼 170411

飛躍と咀嚼 170411
 
大きな環境の変化は強い緊張を要求し
ロマンという喜びをもたらすけれど
それも日常化することで階段から踊り場や
山谷から平野へと馴染んでいく
この気の緩みが思わぬトラブルに落ち込む
小さな緊張を作りながら
成長への咀嚼の場をつくり次の大きな冒険へと
離陸していくのが人生なのだろう
 
人間は知識に依存して
咀嚼を怠り大きすぎる余剰生産物を扱いかねて
ダブつかせてしまうことで
成長をおろそかに過去や眼下を覗き込んでしまい
縄張りという不安恐怖の巣を抱え込むことで
踊り場に逃げ込み人生を無駄に
溜め込んでしまう選択をするようになったのだろう
 
切磋琢磨の循環を怠った踊り場は腐敗を強めて
別の還元へと流れ出すことになるのだろう