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◎衣食住足りてのち 160525

◎衣食住足りてのち 160525
 
悪食の肉体は足ることを知らず
衣食住に対する足るを知るのは
心を満たしている広い視野の意識である
 
その時全てが同時に起こり
心のマナコは自分の意識に目覚めて
相手を認めることで自分の存在も見出すのである
 
生命体はここで全体と部分の関係が何かを
探し始めるのである
この世という相対関係の中で
共に在る肉体と意識の仲で
肉体だけが独り歩きしだすのは
知識の蓄積が社会的価値観を持って
蓄財欲が始まってからのことなのだろう
物欲は収集と同時に失うという不安を抱えて
お互いの信頼をなくして孤立し
縄張りを張って対立すれば
肉体がデシャバッて外の環境に魅入られ
飽くなき競争心と権利欲に陥る
 
その時心に欲と不安恐怖の二人連れを呼び込んでしまい
意識は静かに肉体を見守りながら眠りにつくことになる
 
この世の存在目的は自然の中に見つけ出せる
目の前の狭い部分を切り取って見れば
そこには感情的に競い争う具体性を持った短絡的な
一方通行の弱肉強食の姿も見えるだろうし
より全体を視野に入れるほど
客観的に命を連鎖している抽象性が見えてもくる
 
この相対性時空間は無限という抽象的な真理を
五感の具体性を通して見届けることを目指しているのだろう
だからこそ自然は一生という衣食住を個々の命に持たせている
それを舞台として個々の生命体は自在に旅をして
対等に個意識を磨き合い集合意識と同期し合う循環の中で
混沌なる無限の真理を有限の環境で
解き明かすことをたのしんでいる