依存と信頼  181117

依存と信頼  181117
 
共生関係とは信頼関係のこと
あなたと私あるいはあなたとその仲間は
相互に対等で自在であり
慈愛の関係で侵略し合う関係にない
現実にそばで暮らしていようといまいと
大事なのは具象的な距離に関係なく
抽象的な意味で共にあること
依存の間柄はすべてこの真逆にある姿形
見た目の平等も自由も博愛も
形式的な建前でしかなく御座候

茶の湯の羽箒 下坂玉起 淡交社

茶の湯の羽箒 下坂玉起 淡交社

 

心の底から湧き出す趣味ほど奥深いものはない

仕事と呼んでいる小心な利害に関わる社会的価値観に

飲み込まれた人生ほど軽薄なものはない

 

この本の著者はイラストレーターを生業としながら

茶の湯とバードウォッチングに惹かれた人生を歩むという幸福を

掴み取って来た個性の強い人であるらしい

 

この二つの趣味が重なり

「羽箒」という茶道具に特化した研究を可能にした

多岐にわたる視野の広い研究がこの本に盛り込まれている

 

一期一会の刹那を大事にする茶道の真髄に対して

真逆の過去依存することで成り立つ家元制度が

この真髄を今に伝えているというパラドックスも面白いが

第七章の「〜日本人と鳥の関係史」は特に面白い

鳥の羽が毎年生え変わる循環を知ることで

自然界に脈々と流れる生き様にあらためて感動した

 

永遠の課題 181112

永遠の課題 181112
 
民主主義は悟りと同じで永遠に成長するもの
個人の心の問題だから外圧でうまくいくわけがない
それぞれの納得を生み出すには
嘘と秘密で成り立つ資本主義による所有制度と
競争原理を卒業しなければならない
相対する片方である物質のみへの依存でなく
全体観を視野に入れた自律を目指す共生関係を
実践して対等性と自由自在性を体験しながら
理解していくしかない

A I の自律性 181112

A I の自律性 181112
 
ロボットとAIの根本的な違いは
視野の広い客観性に元ずく対等で自在な
独自の判断ができるか
縦社会を形成する命令系統につながる
部分的思考しかできないかの問題である
 
客観性とは無限の範疇である全体を把握することだから
尽きることのない意識の成長を意味するので
対等で自由自在な関係を目指しているかを問うことになる
 
部分思考とは利己的な狭い視野からの選択であり
過去に執着する依存心にまつわる嘘と秘密を含む
知識と知恵によるものである

地域と地球規模の交流 181111

地域と地球規模の交流 181111
 
部分が全体を構成し続けるこの世の
入れ子になった構図を理解できれば
個と個が集って家族を作り村ができ
村と村が交流して地球上の民のすべてが
緩やかに繋がる変化に飛んだ大きな和を作ることができる
 
強欲で利己的になった個と個が分裂すれば
地球上の全てを独り占めしようと競い争うことになる
しかしより小さな集いがより大きな組織を管理できてこその
小が大を兼ねる透明度の高い前向きなグローバリズムである
 
人為的に難民を装った移民政策と
文化的な交流の違いを理解できていれば
侵略のない人道的判断に狂いなど起こらない
それに反し利己的な企てによって押し付けられた人道主義
だましに乗せられた依存的な人道家
愚かで視野の狭い弱虫な存在だと自ら気付くべきである
 
その時生まれるのが倫理的な哲学の悟りであり
それは物理的な悟りでもある

強欲という依存症 181109

強欲という依存症 181109
 
過去を引きずった知識がもたらす
人間故の虚像である権利と義務と責任は
強欲という依存症を併発する
 
今という中心に生きる生命体は
部分と全体が循環する関係の中で
自己責任の選択で出合う冒険と発見を
愉しみながら未来を目指す
 
そんな中で知識に溺れる競争原理を選んだ人類は
本末転倒と反面教師による飛躍を求めて
自ら集合意識を断ち切った孤独な物質界を体験し
強欲という依存症を卒業して
信頼による切磋琢磨の調和に気付こうと
摩擦に逆らう旅に出たのである