アメリカ超能力研究の真実 アニー・ジェイコブセン 太田出版

アメリカ超能力研究の真実 
アニー・ジェイコブセン 太田出版
 
ナチスの敗戦に終わる世界戦争の後
ソ連アメリカによる
ドイツ軍の技術と学者の激しい争奪戦が始まる
その中には核爆弾に関するモノの他に
瞬間移動やテレパシー通信や透視術などの
超能力=パラノーマルに対する資料が含まれていた
つまり五感を著しく高めたものである
マサイ族やアボリジニの驚異的な目と耳と鼻を
更に高めた波動のことである
 
何千kmもの距離を物ともせず鉛をも貫く感覚を
科学的に解明してスパイすることを目的に
膨大な予算が注ぎ込まれてきた資料が
機密解除に伴ってアニー・ジェイコブセンにより
全貌が明らかにされたのである
 
この本の中身は
ユリゲラーやアポロでお馴染みのエドガー・ミッチェル
懐疑派や前向きな研究派の学者など50人以上に対して
長い期間に渡る取材によって浮き彫りにされたものであり
ジャーナリズムに乗っ取ったドキュメントである
 
大方の人はこの情報によって
超能力と呼ばれてきたものがリアリティーをもつようになり
現実のものとして認識を新たにするだろう