粋を目指して 180628

粋を目指して 180628
 
真一文字の武士の片苦しさを抜け出して
江戸の庶民のように
《乙で粋な気っ風の人生を未完成に泳ぎ切る》
 
文明は利用できてこそのモノであって
文化を足蹴に囚われてしまうことにご用心
人生のすべては自分あっての物種
 
集う社会に鬼はいないとできるか
鬼ばかりにしてしまうか
この分かれ目は
過去から覗く未来に気を取られた
利己的所有への執着が有りや無しや
 
流れを淀めずに
リズムと調和とメロディーの創造に参加して
自分流の細やかな立ち居振る舞いと
環境すべてを理解しながらしなやかに関わる
客観性との兼ね合いで描き出す物語と一遍の詩