プッチーニ 蝶々夫人 魅惑のオペラ

 

今日はマダムバタフライ

ローマの円形競技場が舞台だから

どんな装置でどんな演出になるのかと期待したけれど

まるでハトバス観光目当ての猿芝居

 

広大な星空の中大声を張り上げるしかなく

只のエキゾチックなメロドラマと化した出来栄え

 

ユームアも哲学も詩もなく

異文化の理解どころか美意識すら欠如した

選択ミスの見世物小屋でした

それでも

だからこその反面教師としての価値がある