魅惑のオペラ タンホイザー 小学館

魅惑のオペラ タンホイザー 小学館
 
ワーグナー自身が場所から選んで建てた
オペラのための劇場《バイロイト祝祭劇場》での公演録
 
木下保さんと親が親しくしていたので
オペラをよく見に行った
その中で小学生の三年生の頃にタンホイザー
日比谷公会堂で初めて見て何故かメロディーが耳に残っている
ドイツのフィッシュと言うオペラ歌手の主演だったと思う
 
今日見ていて改めて思ったのは
筋書きがファーストと似ているということだ
座右の書と言う程のものではないが
西遊記ドン・キホーテ・デ・ラ・マンチャとファーストの三冊を
何かと気に入っているので
これからは本ではないがタンホイザーを加えることにしよう
 
しかし一神教あるいは宗教の限界かも知れないけれど
《一成るモノにすがる者は自ら一成るモノを目指す者に成れない》
と思った
つまり悟るという《空》の理解へと向う意思を
放棄しているということだ