宇宙のしくみ 高橋呑舟 徳間書店

宇宙のしくみ 高橋呑舟 徳間書店

 

この本の「般若心経を量子論で読み解く」を読んでいると

ついつい危うく一神教の世界観にハマリそうになります

それくらいの強い現象体感を受けました

 

地獄の存在はともかくとして神頼みによって

大地や肉体の毒気を抜き癒やしてくれることを信じて

たのしく自主的に利他の意識へ向かうことに思いを入れ

実践できるのですから結果的に

利他と実利を兼ね備えた状態を作れるわけなのでしょう

 

見ようによっては
相対の片側に偏る盲信だとも言えそうだけれども

波動の流れの中で行きつ戻りつする推進力だと見れば

数値的にも実証できているわけですし

親鸞が導いた一種の暗示のようなものかもしれません

プロセスの一つとして現状の理不尽さから脱皮するためにも

有効な手段なのかもしれません