暗闇と和光の関係 160101
暗闇と和光の関係 160101
平面である無限という無動の闇と
立体である有限という出合いの発光は
存在に気付いているか
気付いていないかの違いである
闇には存在や限界を示すモノがなく
動きも秩序も気配もなく
ひたすら混沌としていると思われる
発光は分化し歪み動き秩序立ち
満遍なく明るい和光な状態を作るかと思えば
影による明暗で存在を示す光線を作り
光線はお互いを打ち消し合って搾取し
勝ち負けによる価値観をもたらす
和光はお互いに乱反射してほとんど影をつくらず
平面的な関係を可能にする
お互いを認識するには
この和光と光線の二つの状態の両方を知り
その部分性と全体性の関係を理解し
闇と合わせて納得していく必要がある