名前と意味 151125

名前と意味 151125
 
嘘の入るスキマのないイメージで繋がる確かな情報と
約束事の名前で繋がる建前の情報
どちらかといえば当てにならないのは名前のほうだろう
他の出合いはどうあろうとも
少なからず自分で感じ取った相手なのだから
その瞬間のイメージは信頼できる
 
名前は社会的な一次元の拾い物の知識でしかない
イメージは当事者にとって大事な意識上に描き出した
多次元の命であり姿形である
 
知識は過去のものであり道具としての意味を持ち
意識を育てる叩き台としての存在である
部分性である個々の生命が全体観を描き出すために
大事なのは今に同居する意識である
 
後付された意味も名前と同じように個人と個人の間に
意味を持った存在となり得ないのである
そこで繋がれるのは遠回りな約束事でなく
テレパシーという直接の媒体を通すことで可能となるのだ
 
名前が有効になるのは言語や文字と同じように
第三者間の情報交換の場であり
過去や未来を選択して
思惑というワンクッションを置いて語る時のみである