限りなく零へと向う理解と納得 150930

限りなく零へと向う理解と納得 150930
 
感じたり見えることは視野の広がりによって
相手の心の内を分かってしまうことであり
理解したり納得することにつながる
お互いに違いを認めて中和する事になって
お互いがお互いを必要としていることにも気付き
積極的に補い合う自律の関係へと向うことにもなる
つまり対立の力関係から調和を目指すゼロ点に
収束して力尽くで侵略し合う利己心を
自己管理することで放棄することになる
 
逆に我を忘れて頑固に自分を主張するほど
相手の領域に干渉して理不尽に振る舞う作用を可能にし
相手の頑固さに応じた反作用を受けることになる
頑固度・執着度・強欲は視野を縮めて
過去に依存し合う共食いの利権争いに没頭して
ついには共倒れとなり中和するか
あるいは爆発して辺り一面に雪崩れ込んで破壊することになる
 
こうした過剰な摩擦による力の関係は
自己破壊するまで尽きる事のないように見えるが
その経験を重ねることで視野が広がり気付きが起こり
相手の様子を感じて見えて来ることで理解を得て行く道もある
理解度が上がれば物理的な力に依存する必要がなくなる
依存に入れ替わって意識の伝達という対等でシナヤカな
信頼で繋がる道を発見して
情報力の発信と受信の関係性へと進化していくこともできる
 
依存による搾取と自律による相互扶助のどちらを選択するか
今という未知への冒険と発見の変化を受け入れて愉しむ勇気を持つか
過去の逃げ込み權利社会で囲んだ縄張り同士で
対立する怯えと不安恐怖に叱咤されながら生き延びようとするか
それはアナタ次第だということで
依存しようが自律へ向かおうが選択権は常に自分にあり
自己責任だということに変わりはない