選民思想という安全地帯  150810

選民思想という安全地帯  150810
 
過去にすがる保守的願いを選民思想という
対等性と自在性から生み出される
調和という無限の可能性を持つ自然界に
縄張りを巡らし依存搾取から成る檻の中の
差別社会に逃げ込み小さな窓から覗く狭い視野と
閉じた心で暗闇となった意識で
もっともっとと欲張る成り上がり者の唯物論
片輪走行のウイリーしている危険な発想だ
 
物欲・自己中・自惚・比較・法律・権利という
武力で守られた中でしか
自分を立証できない屁っ放り腰が
神というデッチ上げの虎の威を借りて吠える
 
無限の意識に眼が眩んで自ら心を封印して
代わりに手段であった五感による頭脳を
道先案内に仕立て劇中劇を演じて
有限という一つのパイに執着して奪い合い
囲いの外から見れば
堂々巡りに陥っている滑稽な狂言の舞台