形あるもののすべては命あるモノ 150510

形あるもののすべては命あるモノ 150510
 
壊れるということは変化であり
咀嚼を通して再生するという命の連鎖を意味する
相対性時空間というパラドキシカルな環境は有限という
特殊な部分の寄り集まりであると同時に
その部分が兼ね備えている意識はお互いに手に手を取り合って
集合意識を生み出しているのだと思う
それは前後左右のない一成る絶対の傷ひとつない
無限性であって真球をなす
 
歪みのないということは姿形を持てず
動きも方向性もなく全てが過不足なく行き渡り
混沌成る無色透明の過去も未来も摩擦も重さも大きさもない
バランス点にあるということなのだろう
それは相手の無くなった中心でありゼロ点のことでもある