グーグールに学ぶディプラーニング 日経 BP社

グーグールに学ぶディプラーニング 日経 BP社

 

人工知能機械学習ディープラーニングの違い

人工知能をつくる上での方法と具体性の違い

 

ウエブ上におけるビッグデータと言われる
間違いをも含めた会話と文を

片っ端から呑み込んでその言い回しをつかむことで

翻訳機能を向上させて行く仕組

人間がプログラムを作ることなく

コンピューターが自分で多くの情報から

学んで作り上げていくシステムのことを
ディープラーニングと言う

意味がわかっているわけではないが

成り立ちを理解することで仕事をこなす機械学習の一つ

 

言葉だけでなく多くの姿形から漠然として抽象度の高い

種類分けなどを可能にするよりファジーな選択を目指す

具体的な部分の理解から大づかみの全体観を引き出す能力

 

日米合同委員会の研究 吉田敏浩 創元社

日米合同委員会の研究 吉田敏浩 創元社

 

日本の独立国は建前であり
国民を騙すための嘘と秘密で塗り固められた
実質未だにアメリカ軍による日本の官僚を傀儡とする
占領状態であることを暴いた本である

 

この本は研究者による専門書に近いものであるが
国民の暮しにとって最も根幹となる憲法と法律を差し置き

国民を支配する社会の秩序に関わる問題であるから
だれしもが理解して置かなければならない問題なのだ

 

又この問題を公表したものとしてはこの本と
矢部宏治さんの《日本はなぜ基地と原発を止められないのか》

で知る以外にない

 

日米合同委員会による官僚支配の存在と

日米安全保障条約による国民を搾取する存在の
隠蔽されてきた中身を暴き出したものである

 

日本はなぜ基地と原発を止められないのか 矢部宏治 集英社

日本はなぜ基地と原発を止められないのか 矢部宏治 集英社

 

素晴らしい読みがいのある本である
編集者が研究者となって書いた本

内容も深いし論文に近いが読みやすい

311の福島原発事故以来大きな疑問に目覚めた日本人

矢部さんは沖縄問題から地位協定を本格的に調べだし

2011年の地震原発事件で日米合同委員会の存在にのめり込んで行く

明治維新と名付けられた前後の時代から紐解き始め

戦後の不平等条約に引き続き平和憲法問題へと研究が深まっていく

2006年アメリカでの公文書開示によって明らかになった

形式だけの独立に伴う安保条約の日本国民に対する嘘と秘密が表面化した

そこには砂川裁判が日本政府・検察・最高裁などの全ての官僚組織が

アメリカ軍の方針のもとに働くという

日本の憲法をも凌ぐ権利を与えている日米合同委員会の支配状況を

この本が暴き出している

 

ここで統治行為論と言う筋の通らない支配的で依存搾取的な話が

民主主義を掲げる社会でまかり通っている現実

アメリカでもフランスでもありえない現実

国連における敵国条項戦勝国の五カ国のみが持つ決定権も

国連が掲げている趣旨と真っ向から対立している事実を無視したままである

そのくせ国連の経費を賄う最大の国はニホンである

 

日本は未だに占領当時の実態のままで米に対する国境もなく治外法権であり

基地を通して出入り自由である上に

日本の上空に対する航空権のほとんどを握ったままである

現状では独立国であるための領土も主権もないし国民という範疇も曖昧である

 

原子力村と呼ばれる日米原子力協定しかり

安保村となる日米安全保障条約しかり

全てはアメリカ政府を抜きにした日米合同委員会というアメリカ軍が

全て英語による会議と文書によって日本の官僚を支配することで政府を骨抜きにし

国民を蚊帳の外に囲い込んでいるという仕組がバレてきたわけだ

 

国土の一部でも占拠されている状況下で憲法を変更してはならない

国際的には《占領者は占領地の現行法律を尊重》というハーグ陸戦条約がある

がニホンにおけるアメリカ軍は日本人が望んでいるという理由でこれに違反している

 

現状のニホンでは憲法を人権保護から人権放棄へと後退させたい勢力

それはならじと現状維持をとなえる二派しかおらず

更に良い憲法を目指そうとする派がいないのが問題なのだけれど

実質占領状態なのだから現状維持しか選択しがないのである

 

民主主義世界のリーダーから基地帝国へと変貌したアメリカ

皮肉なことに70年前に自ら提唱して国連理念を今や自ら破壊している

最大の原因は国連憲章への集団的自衛権の追加にある
これは事実上の侵略行為となる

 

ニホンが主権の制限に同意した上で時刻の法の一部として取り入れる必要があったのは

アメリカとの軍事協定でなく国連憲章における国際法の原則にするべきだった

 

◎強欲と飢え 170626

◎強欲と飢え 170626
 
本能と呼ばれるモノは自律へと向かう自分を
見失った強欲故の飢えを意味している
 
飢えは自分と相手や全体と共鳴した自然の流れから
よそ見してはみ出し
二兎を追う迷子の迷子になっている状態である
 
自分で選んだあるがまま
足るを知る満ちた心に
比較という飢えはない

信頼と依存 160726

信頼と依存 160726
 
お互いに腹を割り自分に責任を持った者同士による
対等で自在な切磋琢磨する関係にあるならば
信頼の関係と呼べる
しかしそれが片流れの付き合い方になるほど
お互いに共食いする依存と癒着を含むことになり
今を選択する際の自律性と思考が鈍り
責任転嫁した浅はかな投げやり状態が濃くなっていく
 
真剣味を欠くことでオーラを薄め
外目線の損得感に目が眩みケジメのない
行き当たりばったりの判断となって
後悔を招くだらしのない崩れた人生を積み重ねてしまう
 
情にまみれた恋も得てして自分を見失うための
選択肢となりえるし
稼いで浪費することに特化した仕事を人生として
心豊かに遊ぶ人生を二の次にしてしまうと
分離感の強いバラケタ生き方に溺れることになる
真剣な冒険と適当な流れ者との違いが
結果としてここに現れる

◎競争原理は所詮泥仕合 170625

◎競争原理は所詮泥仕合 170625
 
スポーツマンシップと言う言葉で差別社会を繕ったところで
所詮競争原理の駆け引きという嘘と秘密による
裏表のない勝負事などありえない
この大義名分そのものが欺瞞なのだから推して知るべし
 
過去の利権に価値を置く資本主義に
次元の違う今を前向きに選択する民主主義を持ち込むお話も
同じ理屈で広告塔の建前論に過ぎないことだと気付いたならば
諦めずに足掛かりに幸福目指して研究を進め
次のステップへと前に向き直って卒業しよう
 
その第一歩は完全な無条件による参加者全員への
衣食住を賄う配当として再分配する
次の次元となる自立によって補い合う共生関係がもたらす
相乗効果に気付くことである
 

◎利己から全知への限りない旅 170615

◎利己から全知への限りない旅 170615
 
わずかばかりの知を得たが故に
全体を見失い分離感に陥る
自分の内にあることで全体を見失ったと感じることで
不安恐怖に苛立った孫悟空
力に依存しながらもそれに気付けず
自立した者に成り切って驕り高ぶる
 
こうした全体に気付いて切磋琢磨のできる人に
まだ間のある状態の者を「人間」と呼び
ふと心を通した全体を垣間見て理解を得た者のみが
互いに母性性なる全体を目指して
補い合える《人》となる