旅の恥 170508

旅の恥 170508

小さな旅と大きな旅
今を選択する出合の冒険
日々の家事をこなす旅路

循環する全体を見据えた行動の後処理をする
不要となったゴミや老廃物や大小便を
その場の小宇宙で螺旋を描きながら
循環する軌道に乗せる

廃品のすべて未処理のまま川に流すのも
無責任に海に捨てて拡散するのも
分業で集中管理に依存してしまう問題も同じ

大事なことは地産地消を通して全体を模索し
視野を広げ意識を具体的に目覚めさせて行く
大小が入れ子になって無限に広がる中で
大きな組織が小さな組織を
緩やかにバックアップすることで
抽象性の高い全体観を盛り込んだ意識を育て
具体的な現場を創造していく
こうした小に内包する大の連鎖の中で
より小さいモノを育み
より大きなモノを支える関係が大自然の法則

旅の恥をかき捨てて関係を絶たずに
お互いの納得を付けながら旅立つ勇気で
入れ子を限りなく循環させている宇宙と
共鳴する喜びを得ることが
小にとっても大にとっても必要なのだ

依存か補完か? 170507

依存か補完か? 170507
 
相対性時空間で出合う共生と対立
更に共生関係にも二通り
この二つは混在しており
観察者の存在で
どちらかが五分五分で現れる
それは
後向きか前向きか
ネガティブかポジティブか
悲観的か楽観的か
受動か能動か
盗み合うことか補い合うことか
これらに
主観性と客観性が絡むあなたと私は
その場その場で多様な関係を選んで
重力場と無重力の間を流れている
 

ロシア革命史入門 広瀬隆 インターナショナル新書

ロシア革命史入門 広瀬隆 インターナショナル新書

 

この革命についてはかなりの間違いを

吹き込まれて来たことをこの本で知ることができた

ソ連中国共産党マルクスが説いた物的平等を目指しことなく

独裁の頭の挿げ替えであったことは理解していたが

レーニンが革命前と後で豹変してしまった過程を見逃していた

 

レーニンは革命後の厳しい情勢の中で
訴えて支持されてきた農民や庶民の貧困からの脱却と戦争の即停戦を
権力の獲得と同時にその権力を守るために本末転倒に走り出す

手のひらをひるがえしたように農民のデモや

労働者のストライキへの弾圧と逆らう者の粛清へと変貌してしまう


それを引き継いだスターリンは裏で欧米と繋がりながら

仲間の粛清を徹底し私利私欲に精出すのである

もはや共産主義でも市民の参加による自主的な管理による政治でもなく

単なる秘密と嘘と暴力による独裁体制でしか無い

 

またユダヤ資本の関与を許すことで歪は大きくなり

バグー油田に関する利権争いについても理解していなかったことで

ソビエトの問題を歪めて認識してきたようだ

 

兎も角民衆が未熟で精神的に目覚めておらず機が熟していなかった
意識が高まることで利権という余剰物に対する

所有システムの問題点に気付く事から始まる共有システムと

個々の対等性と自由自在性をお互いに認め合う意識に到達する事から

始まらなければ自主的な管理による共産も共有も

過不足のない分配も不可能なのである

 

◎条件付けの矛盾 170504

◎条件付けの矛盾 170504
 
法律というものは悪魔の出現を想定して
必要悪であることを前提につくる約束事であるか
あるいは悪魔自体が利己的利益を目論んで
他をだましたり他に押し付ける契約ごとである
 
悪魔の存在は相対性社会の必然である
本来ならば成長を目指すためにあらゆる選択の可能性を
つぶさずに集いに参加する一人ひとりの
対等で自在な自主性を大切にする必要があり
物理的な暴力によって対等な相手を
戒めることの矛盾を悟るべきであるし
その力を育てるためにお互いが限りない
可能性を持ち寄って切磋琢磨することで
お互いに成長する意識によって自らを解決することが
優先されるべきである
 
その上でこの外交という切磋琢磨を拒否して
暴力に頼る者に対しては
何らかの条件付けされた垣根によって身を守りながら
テリトリーをつくらなければならないだろう
 
所詮相対関係による成長には解放と束縛という
パラドックスの必要悪が無くてはならないものなのである
それでも切磋琢磨を省いてはならないのである
 

茶花の手帳 世界文化社

茶花の手帳 世界文化社

 

茶碗や小鉢や升を使って小さな花を活ける
ツユクサや山ごぼうなどの野手な草花を活ける
水揚げの難しい花は割いたり斜めに切ったり
焼いたり叩いたりして表面積を増やしたりする

 

問題は写真ならばその時だけの美で済むけれど
オモテナシとなると少なくとも1日は
キレイを保って欲しいということだ

 

そのためには水揚げが大事になる
あるいは植え込みや苔玉もたのしめるだろう

燃料電池が世界を変える 広瀬隆 NHK出版

燃料電池が世界を変える 広瀬隆 NHK出版

エネルギー革命最前線

 

原発と送電線をなくせるか

ある日レースが始まった

誰が21世紀の発明王エジソンになるか

繁栄するエンジン屋とパソコンマニア

石油王国テキサスでブッシュ知事が署名王様はバラードだ

コンバインドサイクルでGEは追撃

巨大な天然ガス田をめぐる国際戦略

太陽がいっぱい


抵抗勢力は油田マフィア

蓄電しない燃料電池と言う名前に騙される

水素と空気で電気が流れ熱と水を出す

電気と熱湯が同時に生まれ一石二鳥

有害物質は皆無でホンマにクリーン

 

電池ではなく好きな時にスイッチを入れれば

お湯とともに電気を生み出す《発電機》なのだ

 

ゴアは大統領を降りたけれどノーベル賞をもらったし

気象学者は温暖化説の政治的まやかしを知っていたが

気象データーが温暖化説の嘘をあばいていたにも関わらず

メディアとマスコミ煽動で世界中に原発の必要悪を洗脳した

発電による膨大な排熱が起こしている自然破壊を無視して

自然保護にすり替える

ナチスユダヤ問題と同じ手口で拒否しにくい人情に訴える

問題はむしろ原発の排熱と放射能汚染の隠蔽にある

 

エネルギー革命を目指す学者達が真剣に議論していたのは

取り返しのつかない放射能問題と資源である

植物の光合成に必要な二酸化炭素ではなく

化学燃料が吐き出す硫黄などの有害物質である

 

マイクロガスタービンとか燃料電池が普及すると

ガソリンがいらなくなるとか

従来の冷暖房機がいらなくなり売れなくなるという利権問題も浮上する

 

ベンチャーの実体は大企業による子会社の設立と言う裏話

大企業の内部で有望な技術が生まれると企業全体に薄まらないように

切り離し上場前に投資するという投資家の野望もある

 

古代生物から石炭・石油・天然ガスシェールガスがよみがえる

全生命は地球の中心出る熱エネルギーと太陽からの光ると熱で営まれている

人間が技術を駆使して作り出しているエネルギーもこの二つに起因している

生命体は太陽の光という電磁波であり光合成で植物が廃棄物として酸素を吐き出し

動物の発生を促すという二酸化炭素と酸素の循環が起こる

光合成ブドウ糖を生み出しそれが連鎖してデンプンという炭水化物となりセルロースを作り

更に死亡を合成しアミノ酸というタンパク質も生み出した三大栄養素が整う

こうして鉱物植物動物からなる食物連鎖という循環が起こる

石炭などもこうした中で有機物が炭素へと戻るプロセスにおけるものなのである

水生植物は泥炭に樹木は石炭に更には石墨や黒鉛となり

グラファイトと言う燃料電池を支えるものになる

脂肪は水と酵素と絡まり炭化水素となって石油や天然ガスを構成する

 

偏見から生まれる被害意識は環境ホルモンのような人工的化学物質の危険性と

天然に算出する化学燃料を混同するからである

天然モノは生物由来という炭水化物とタンパク質と脂肪をつくるワズカ4つの元素

水素・炭素・窒素・酸素だけである

薪などのバイオマスと同じ仲間である

 

燃料電池にマイクロガスタービンにコジェネガスタービンレシプロエンジン