美と愛の客観性 160810

美と愛の客観性 160810
 
一体感における美と愛を
主観的な競争原理に無理やり引き込んで
醜と美あるいは情と愛に分離分割し
損得や比較の対象として
物質界が存在する過去に自らを囲い込んだ心は
全体と部分の客観的な関係を喪失してしまい
部分でしかない不完全な己を完成された全体だと
思い込ませてしまったのだろう
 
今を選択する未知に対する好奇心さえ
あきらめずに持ち続けていれば
義務や責任として押し付けられた努力を
自主的な冒険として過去を乗り越えれば
今の選択を適切な摩擦の中で調和することによって
無重力化することができる