いやでも明日は来る 211102

いやでも明日は来る 211102
 
私が迷っていても
自然界は立ち止まることなく
滔々と流れる
 
出合いに欲が入り込み
世間に引き出され
名前をつけられ
言葉にされた途端に
新鮮な愛も美も調和も消えて
すれた情となり醜となり競合となり
喜怒哀楽の価値に姿を変える
 
この二つの世界の狭間に漂うのが
昨日と今日の日々の違いに暮らす人間であり
無心であり素朴でありひょうきんであり
利己と利他の心であり感情であり愛情であろう