考えるナメクジ ―人間をしのぐ驚異の脳機能

考えるナメクジ 
松尾亮太 さくら舎

 

出合いの少ないナメクジの脳という内容に

興味を持って読みだしてみた

小さな脳が大きな仕事をしていることを

愉しみながら思ったことは

小さい脳がフル活用しているのに対して

大きな脳はキャパを広げることで

大きな仕事が持ち込むエネルギーの落差で起こす

フリーズを避ける事ができると言う事実についてだ

 

殻を持ったカタツムリと殻を捨てたらしいナメクジの

両方が共に繁栄していることでもわかるように

自然界は個々の進化だけを目的になどしておらず

変化による多様な関係を生み出すことで

無限を視野に入れた創造という世界観を

追求しているのかも知れないと理解した