宇宙大河 180424

宇宙大河 180424
 
生命現象の目的は創造という生産と
破壊の反面教師を通して
真なるものを無限に求め続ける
 
部分から全体へ
そして全体から部分への循環の中で
形として存在すると言う歪みの局地から
我々が無常とか空とか呼ぶ真球の局地を
垣間見ようとする
 
それは循環するモノなのか?
振り子のように行き来するものなのか?
食べるという行為は酸化のごとくに
在るモノを分解すると同時に
創る行為を促すことでもある
 
植物が無機物である鉱物を取り入れ消化して
有機物に変換して成長すると言う行為に中で
昼間は光合成によって
二酸化炭素を吸収してデンプンと酸素を創造する
と同時に自分が生き延びるために
酸素を吸って二酸化炭素を吐き出す呼吸もする
 
草食動物は有機物となった植物を食べて
肉体を維持すると同時に
その肉体を動かして活動を維持するための
エネルギーとして燃やす
 
肉食動物は草木を食べて肉と成すと同時に
生きる目的に向かって試行錯誤しながら
表現活動に力を注ぎ込み
いずれはバクテリアに分解されて
何かが産まれるための素材に戻る
 
生命体は食物連鎖と棲み分けの循環に乗って
永遠の旅をしながら発見と創造を積み重ねていく