有り得ない目標なしの人生 180217
有り得ない目標なしの人生 180217
達成されることのない絶対の目標が
心の支えとして人生にも社会にも必須
この絶対の目指すべき目的とは
信ずるに値する精神性である
それを神と呼ぼうが進歩と呼ぼうが
大自然ととらえようが誰もが信頼できれば良いのである
そのためにはその中身が非の打ち所のない
完全でなければならない
唯一神は納得をもたらすだろうか?
絶対の神の創造物が何故不安と疑いで恐怖し
お互いを搾取し対立しているのかを
説明するに足りない
いわんやその未熟な人間の欲望による変化を
進歩などと呼べるわけもない
しいて探し出せば人間が体験したことを咀嚼し
自らを俯瞰して哲学し切磋琢磨することで
お互いに相乗効果を得て視野を広げ
意識を研ぎすませていくところに
集合意識が働き個々の人間にフィードバックする
この意識の循環こそが無限なる全体観として
人間を支えていると考えれば信頼に足るのではないだろうか
果てしない未来に目標を定められるのではないだろうか
誰もが全体観を意識できれば物欲による競争原理を卒業して
切磋琢磨による調和の関係を目指せるのではないだろうか