ディテールの前後 180111

ディテールの前後 180111
 
重さと摩擦に満ちた具象性の極みが
目の前を通り過ぎた時の血生臭い情報
そこから遠ざかるほど抽象的で客観性が強く
視野の広い情報になる
 
これを食の環境に当てはめてみると
ビーガンが肉食やウールに対するむごさと理不尽さを言う
特にDNA的に近い哺乳類の摂取を嫌う
鶏・爬虫類・魚・貝・卵・乳・植物の順で菜食主義者の意識が強くなる
 
肉食・菜食・雑食の立場からの言い分はどれも
自分本位の視野の狭い発言に偏りがちだ
それに引き換え食物連鎖という視野の広い発想がある
この二つを突き合わせても
視点が違うのだから比較の対象にはならない