2050年衝撃の未来予想 苫米地英人 TAC出版
2050年衝撃の未来予想 苫米地英人 TAC出版
政治の目線は過去に照らし合わせた今現在や5年10年の話で
右往左往するものではない
もっと確かな未来につながる広い視野と全体観を目指す
根本的な議論によって集うことの抽象度の高い意味を構築することを
ベースとして具体的な今の選択を提案していくことなのだ
支配者達の力や洗脳力に侵されている近未来でなく
それを超えた30年50年先に焦点をあわせることで
無垢で自在で対等な人間らしい発想と創造ができるわけです
それを念頭に置いたまま今を判断することで
シナヤカでありながら揺るがない自分を創れるということです
このことで権力者達を脅かしている物欲の呪縛を解き
冒険を愉しめる意識を大きく育てることができます
具象的な衣食住に関するニーズはお互いの信頼関係すらあれば
分け合うことで納得しながら乗り越えていけますが
自分の内面である抽象性の高い意識や思いは簡単でないのです
未来を客観的に見れば脇見をせずに自己学習する人工知能と
疲れを知らないロボットがありますから
衣食住に関する過不足のない生産と分配のコントロールを任せて
人間は過去に執着した目先の利益を目指す競争や利権から離れ
自由自在にお互いの違う個性を持ち寄って切磋琢磨することで
全体と部分の関係を学び気付きを得視野を広くすることで自分の望む研究や
表現活動や教育環境や介護などを遊びとして趣味としてボランティアとして
心いくまで打ち込むことで未来に貢献することにつながると同時に
すべての人が心身ともに幸福で満たすことができるでしょう
それにしても苫米地さんの膨大な知識と咀嚼された見識と牽引力の大きさに
改めて納得すると共に私自身が今後の指針を研ぎ澄まして行けるだろう
可能性を得たことに感謝したいと思う