フェリックスの手紙〈7〉世界の子どもに会いにいく アネッテランゲル ブロンズ新社

フェリックスの手紙〈7〉世界の子どもに会いにいく

アネッテランゲル ブロンズ新社

 

大事なヌイグルミがヨットから落ちてからの

放浪の旅を通して多様な世界を紹介していく

とても楽しい本だけれども

残念なことにユダヤ教という一つだけを持ち込んだのは間違いだ

イスラエルで迫害にあいユダヤ教の信仰を禁止された時

内緒で子供に伝えるための手段として

トライデルという賭博あそびに法の教えを隠しこんだのだという


ギャンブルは民主主義を建前とする現在の国々でも金融という形で

合法化されて生きるための手段でしかない経済を利用して

民衆を国家という縄張りに閉じ込め依存支配する道具にしている

力尽くで支配する理不尽な法治国家も民主主義の本質と

真っ向から反するにも関わらず国連を始め世界中で警察力によって

全面的に人々を縛り付けている

人民による人民のための社会を主張しながら

その実法における通貨の発行権を独占し

主権者たる筈の市民を奴隷としているのは

法の発行権も抑えている陰の主権者である

 

この子供のための絵本がドイツで生まれたことも含めて

ホロコーストという宗教がらみの世界制覇を目指す政治的な

洗脳を感じない訳にはいかない