◎唯一と全ての違い 161207

◎唯一と全ての違い 161207
 
例えばイエスの言葉を唯一の答えだと受け取るから
無理が生じて無意味な敵を作って苦しむ
視野を広げて全てだとわかれば
何でもありだという多様な答えを受け入れて
そのトータルを入れ子になった一つの全体とする
無限観を手にできる
 
無秩序で混沌なる無限の一部分を切り取った摩擦界は
有限なる相対性時空間のシステムという存在であり
部分同士が常に変化し続ける
違いという矛盾を生み出している
 
形あるこの世はお互いの関係によって切磋琢磨したり
競争することで常に壊されてつくりかえられている
進行形なのである
 
生命体である私とあなたと全体の関係は
三つ巴に揺れ動きながら意識を膨らませて
あらゆる方向により大きな全体を覗き見る冒険を
たのしんだり苦しんだりしているのである
 
ユラギの中での気付きは限りない喜びである