第三のまなこ 160926
第三のまなこ 160926
選んで出合った現象について結果を語るな
想念にとらわれて過去を振り向き
くよくよ考えずに自分の依存心からなる
不安恐怖や強欲を突き放して
ひたすら距離を置いて観察し続けろけろ
これは部分的なモノとしての姿形であり
これこそが現象であり切りのない蜃気楼に過ぎず
留まるとどこまでも過去に引きずり込まれて
先の見えない堂々めぐるに落ち込んで
共食いしてしまうことの惨めさを学べ
肝心なのはこうした部分と部分の間を
旅する選択のプロセスから
その経験によって自分を俯瞰する客観的な
距離に気付き視野を広げ
意識と姿形が相対していることに気付いて行く
五分五分の冒険のたのしさを知れ
更に自律を目指すことでおぼろげながら
全体観というトータリティーの存在が
現れてくることをどこまでも観察し続けろ
答えの無いパラドキシカルに多様な事実が果てしなく続き
この無理数こそが相対性時空間の客観的で美しく
バランスした答えだと気付け
大自然の法則からなる事実はいさぎよい
懸命な勇気によって得る第三のまなこからのみ
見ることができる