魔法の学校大騒ぎ マーヒー ほるぷ出版

魔法の学校大騒ぎ マーヒー ほるぷ出版
 
支離滅裂かと思うと抽象的な展開があり
童話なんだけれども大人がたのしむ本かもしれない
歴史や神話や熟語やダジャレや
化学式や量子力学や魔法や手品や
大人でも難しい用語も出てくる
かと思えば社会が取り持つ文明批判や
知識優先で意識を無視した依存に溺れた
愚かさも揶揄しているようでもある
 
最後も全てがハッピーでもなく
相変わらず悪党どもは視野の狭い
嘘とバカの世界から抜けられずに
骨折り損の物欲と仲良くしていくらしい